通勤における自転車利用のあり方に関する研究

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5-2-6. Ｇ事業所カルテ Ｇ事業所の自転車通勤カルテを表 5－2－6に示し、従業員調査で明らかとなった通勤手当を高く支払うべき手段と促進策の受容性の集計結果を図 5－2－6に示す。 表 5－2－6 Ｇ事業所の自転車通勤カルテ エコ通勤優良事業所認定をいち早くとるなど、積極的にエコ通勤に取り組んでいる。駐車スペースを犠牲にした駐輪場の設置や、相乗りなど様々なエコ通勤を奨励している。勤務地周辺の渋滞を深刻だと感じてる方が41％おり、自転車通勤を行っている方がアンケート回答者12名中1名である。また、現在の通勤手当に満足している方は100％で、自家用車の利用を抑制するカーフリーWeekへの賛同者は50％程度である。事業所調査結果○ 自転車通勤者には、1日当り50円を支給○ 「通勤手当拡充」を実施しており、その他の促進策は検討しない従業員調査結果□ 10kmまでは、自家用車と自転車の通勤手当を同じぐらい、　 もしくは自転車への手当てを高く支払うべきとの意識が高い□ 「電動自転車補助」を講じることによって自転車通勤を　 考える方が最も多い事業所調査結果○ 「レンタル自転車（自転車配備）」「シャワー室整備」を、　 従業員調査結果を踏まえて検討する意向従業員調査結果□ 事業所管理のレンタル自転車（自転車配備）の整備によって　 自転車通勤を考える方は25％であった事業所調査結果○ 「雨天時装備」を、従業員調査結果を踏まえて検討する意向従業員調査結果□ 雨天時装備などの備品に対する受容性は低いが、公共交通運賃支給など　 のサポートを行うことによって自転車通勤を考える方が17％であったエコ通勤に関しては全般的に積極的に取り組んでいる。業務的に社外へ直接いくことなども多く、業務用車の貸与や、相乗り、公共交通利用も奨励している。事業所の駐車場は大きくないが、従業員へのマネジメントが行き届いており、通勤手段がマイカーばかりに頼ることなく自転車や相乗りなど、上手に通勤手段を選んでいるように思われる。費用面総評事業所の現状従業員の意識その他（雨天時）設備面