通勤における自転車利用のあり方に関する研究
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5-2-4. E事業所カルテ E事業所の自転車通勤カルテを表 5-2-4に示し、従業員調査で明らかとなった通勤手当を高く支払うべき手段と促進策の受容性の集計結果を図 5-2-4に示す。 表 5-2-4 E事業所の自転車通勤カルテ 現状は自転車利用を積極的に促進していないが、駐車場などの確保や維持管理、周辺の渋滞を問題と考えている。勤務地周辺の渋滞を深刻だと感じてる方が53%おり、自転車通勤を行っている方がアンケート回答者78名中1名、自転車通勤を考えている方が7名である。また、現在の通勤手当に満足している方は74%で、自家用車の利用を抑制するカーフリーWeekへの賛同者は37%程度である。事業所調査結果○ 自転車通勤者には、1km未満も1キロとして、1kmあたり400円/月を支給○ 自転車通勤促進策の取り組みは難しいとの意向従業員調査結果□ 10kmまでは、自家用車と自転車の通勤手当を同じぐらい、  もしくは自転車への手当てを高く支払うべきとの意識が高い□ 「手当ての拡充・報奨金」と「電動自転車補助」を講じることに  よって自転車通勤を考える方が最も多い□ 自転車通勤者へ手当てが支給されるかを質問したところ、 「払われない」「わからない」と回答した方が80%である事業所調査結果○ 自転車通勤促進策の取り組みは難しいとの意向従業員調査結果□ シャワー室を整備ことによって自転車通勤を考える方が23%、  事業所管理のレンタル自転車(自転車配備)の整備では20%であった事業所調査結果○ 自転車通勤促進策の取り組みは難しいとの意向従業員調査結果□ 雨天時装備などの備品に対する受容性は低いが、公共交通運賃支給など  のサポートを行うことによって自転車通勤を考える方が26%であった市の中心部に立地している事業所であるため、雨天時の代替手段を公共交通でサポートするなどの自転車通勤促進策を展開しやすい事業所である。費用面総評事業所の現状従業員の意識その他(雨天時)設備面

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