通勤における自転車利用のあり方に関する研究
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5-2-2. C事業所カルテ C事業所の自転車通勤カルテを表 5-2-2に示し、従業員調査で明らかとなった通勤手当を高く支払うべき手段と促進策の受容性の集計結果を図 5-2-2に示す。 表 5-2-2 C事業所の自転車通勤カルテ 駐車場の確保や周辺の渋滞を問題と考えている。エコ通勤の取り組みを事業所として実施している。(実証実験「駅から自転車」など)勤務地周辺の渋滞を深刻だと感じてる方が60%おり、自転車通勤を行っている方がアンケートを回答した82名中2名、自転車通勤を考えている方が13名である。また、現在の通勤手当に満足している方は67%で、自家用車の利用を抑制するカーフリーWeekへの賛同者は30%程度である。事業所調査結果○ 自転車通勤者には、2kmまで150円/日、2km毎に50円程度追加し 40km以上は1,050円/日が上限○ 「通勤手当拡充」「自転車保険補助」「電動自転車補助」を、 従業員調査結果を踏まえて検討する意向従業員調査結果□ 近距離では、自家用車と自転車の通勤手当を同じぐらい、もしくは 自転車への手当てを高く支払うべきとの意識が高い□ 「手当ての拡充・報奨金」と「電動自転車補助」を講じることに よって自転車通勤を考える方が最も多い□ 自転車通勤者へ手当てが支給されるかを質問したところ、 「払われない」「わからない」と回答した方が80%である事業所調査結果○ 事業所管理のレンタル自転車(自転車配備)を実施中○ 「シャワー室整備」「駐輪場整備」を検討中従業員調査結果□ シャワー室を整備することによって自転車通勤を考える方が28%、 事業所管理のレンタル自転車(自転車配備)の整備では30%であった事業所調査結果○ 雨具などの雨天時装備の支給を、従業員調査結果を踏まえて 検討する意向従業員調査結果□ 雨天時装備などの備品に対する受容性は低いが、公共交通運賃支給など のサポートを行うことによって自転車通勤を考える方が27%であった事業所としてエコ通勤の取り組みを行っており、自転車のレンタルや、設備(シャワー室)の整備も検討し、積極的に自転車通勤促進を進める準備がある。駐輪場の整備も課題としてあげているが、安全面(ルールやマナーの徹底)も含めて総合的な計画を立てて進めることで効果的な転換がなされると考えられる。費用面総評事業所の現状従業員の意識その他(雨天時)設備面
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