通勤における自転車利用のあり方に関する研究
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1-1-2. 「コンビ デ ケッタ」について3) 「コンビ デ ケッタ」の実証実験は、端末交通手段としての自転車を共同で利用する仕組みで、『自宅と駅の間』の利用と『駅と会社の間』の利用という2つのグループを組み合わせることにより自転車および駐輪場を有効に活用することを目的に実施した。 実証実験期間中(46日間)は、10名で208回(104往復)の利用実績であり、実験終了後の継続実施を6名の方が希望するなど短期間であったが簡易的な仕組みで共同利用が成立した。「コンビ デ ケッタ」の時間帯利用イメージを図 1-1-1に示す。 24駅と会社自宅と駅12322212019181716151413121110987654321時間24駅と会社自宅と駅12322212019181716151413121110987654321時間自宅から駅へ駅から自宅へAさんAさん会社から駅へ駅から会社へBさん 図 1-1-1 1台の自転車の共同利用イメージ 1-1-3. 「駅から自転車」について4) 駅からの端末交通手段として自転車が利用できる環境をつくることを目的に「駅から自転車」という仕組みを提案した。まず、事業所に対して「駅から自転車」の仕組みをご理解いただき、実証実験への参加事業所には自転車を貸与して「駅から自転車」を体験いただいた。その後、この体験をもとに事業所自らがこのシステムを実施できるようにきっかけ作りをサポートした。 結果としては、実験に用いた自転車(20台)の7割が利用され、駅と事業所間の移動に自転車が有効に機能しており、マイカーから公共交通への転換を促進できるシステムであることが確認された。 昼間の業務利用(関連企業周りなど) 夕方の退社時「駅へ」 朝の通勤時「駅から」 図 1-1-2 駅から自転車のイメージ

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