通勤における自転車利用のあり方に関する研究
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カテゴリースコアグラフ-0.4-0.200.20.40.60.8~20歳代30歳代40歳代50歳代60歳代~男女~5km5km~10km同じ異なる有り無し有り無しかなり深刻深刻深刻でない全く深刻でないかなり深刻深刻深刻でない全く深刻でないかなり深刻深刻深刻でない全く深刻でない年齢性別通勤距離服装シャワー室自転車保有環境問題豊田市渋滞勤務地周辺渋滞0.180.12※0.050.040.240.20※※0.140.080.250.070.400.35※※0.230.070.760.16※※0.250.20※※ 図 4-4-4 数量化Ⅱ類分析結果 判別的中率が74.7%、相関比が0.20であった。数量化Ⅱ類分析の精度としては良好な結果とは言い難いが、個人属性に加えて環境や渋滞に対する意識を説明変数として設定した分析であるため、自転車通勤を行っている方の傾向をつかむ分析結果として採用した。なお、図 4-4-4の右側枠内の数値は、上段がレンジ、下段が偏相関係数(※p<5%、※※P<1%)である。 自転車通勤に強く影響している要因としては、「年齢」・「通勤距離」・「自転車保有状況」・「豊田市の渋滞」・「勤務地周辺の渋滞」である。カテゴリースコアの+(プラス)側が自転車通勤を行う傾向を示すが、通勤距離が近い30歳代もしくは50歳代以上の方が自転車通勤を行っている傾向にある。また現在自転車通勤を行っている方は、環境問題に関しては深刻な問題と捉えておらず、豊田市全体での渋滞より勤務地周辺の渋滞を深刻と感じていることから、渋滞による通勤時間のロスを回避するために自転車通勤を行っている傾向が読み取れる。
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