地域公共交通に関する研究-1
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3 第2章 バスの生み出す価値に関するアンケート調査 2.1 アンケート調査の目的 ・ 市民の方の日頃のバス利用状況やバスに対する意識を調査すること。 ・ バスの価値を、直接利用することにより生じるものや直接利用しなくとも生じるもの(クルマを使えなくなったときの移動手段など)を含めて多面的に分析すること。 2.2 アンケート調査の概要 ・ アンケート調査の概要、エリア毎の配布世帯数、配布エリアの地図を下図表に示す。 表 アンケート調査の概要 項目 内容 調査日等 配布:2011年11月17日(水)、返信期限:2011年11月27日(日) ※ 配布対象者への事前説明の都合上、舞木町自治区(配布世帯数50)のみ11月29日(火)に配布し、返信期限を12月4日(日)とした。 調査対象者 ■調査対象者 下記4路線のバス停留所を中心点とする半径1kmの円に重なる字に住んでいる世帯(約3万世帯)から無作為に抽出した約1割の世帯(約3千世帯)に対して、1世帯当たり2枚の調査票を配布した。 ■対象バス路線 ・ 基幹バス/とよたおいでんバス「小原・豊田線」 ・ 基幹バス/とよたおいでんバス「川口・飯野線」 ・ 地域バス/藤岡地域バス(ふじバス)「三箇線」 ・ 地域バス/藤岡地域バス(ふじバス)「西市野々線」 ■配布エリアと配布世帯数 下図表を参照。母数:約3万世帯、配布数:3千世帯(1割抽出) 主な調査項目 ・ 個人属性、普段の移動目的・手段・頻度 ・ 最寄りバス停まで移動手段、距離・時間 ・ クルマ等を運転できなくなった場合の対応 ・ バスの価値に対する意識 ・ バスの維持に対する金銭的な協力意向 配布方法 ・ ポスティング(調査票を各世帯の郵便受けへ直接投函) ・ 1世帯に2枚の調査票を配布 回収方法 返信用封筒による郵送 配布枚数 6,000枚(= 3,000[世帯]×2[枚/世帯]) 回収枚数(回収率) 1,613枚(26.9%)

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