地域公共交通に関する研究-1
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20 ・ バスの生み出す価値に関するアンケート結果を集計したものを下図に示す。 ・ アンケートではそれぞれの価値(移動手段としてのバスの必要性)について、「そう思う」「そう思わない」の2肢選択の質問をしている。 ・ 下図より「バスが移動手段として必要か」に対して「そう思う」と回答している割合で順位をつけると、1番目が「あなた以外・将来の移動手段」、2番目が「あなた自身・将来の移動手段」、3番目が「あなた以外・現在の移動手段」、4番目が「あなた自身・現在の移動手段」となっている。 ・ 4番目となった「あなた自身・現在の移動手段」以外は7~9割近く方が「そう思う(バスが移動手段として必要だと思う)」と回答しており、バスの生み出す価値は自分自身の将来の移動手段や、家族・親戚・子ども・孫など自分以外の移動手段としての必要性によるところも大きいと推測される。 ・ このような価値を、新たなバス評価の軸として公共交通評価に組み込んでいく必要があると考えられる。 7781,3981,2211,4067611322889175841051170%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%あなた自身・現在の移動手段として必要あなた自身・将来の移動手段として必要あなた以外・現在の移動手段として必要あなた以外・将来の移動手段として必要そう思うそう思わない未回答

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