障がい者の移動に関する研究
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12 0%10%20%30%40%50%60%1(760)7(213)13(105)19(85)25(67)31(48)37(43)43(38)49(36)55(32)61(30)67(28)73(26)79(25)85(24)91(23)97(22)103(21)109(20)115(19)121(18)127(16)133(16)139(15)145(14) X軸:多い方からの順位(出現数) 図2-6 語の出現回数と割合(図2-5の一部分を拡大) 4)共起ネットワーク図による分析 前述の条件に従って、共起ネットワーク図を描画した。対象となった語数は、110(図2-6)であるが、Jaccard係数が0.15以上の関係のみを示すとエッジが130となり、ノードが55となった。 ここで共起ネットワークが示しているのは、どのような語が同時に出現しているかを示しているかである。ここで明らかにすべき点は、交通手段や移動に関連する語がどのように共起し、どのように同時に出現しているかをみることによって、障がい者が捉える交通手段や移動の現状を示すことにある。出現の関係性が強い語はグループ化されている。この共起の状況とグループの示す意味探ることにより、障がい者の持つ移動などに意識を示すことが可能になると考えられる。 以下は代表的なグループの意味(語が4つ以上のグループ)について考察したものである。

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