障がい者の移動に関する研究
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9 表2-2 品詞別の語の出現状況と分析に使用する品詞 Khcoderの品詞名語の種類語数説明名詞名詞848 3,353 漢字を含む名詞B70 110 平仮名のみ名詞C203 903 漢字一字のみサ変名詞429 1,922 サ変接続形容動詞105 424 形容動詞互換固有名詞10 14 固有名詞対象外組織名20 48 組織名対象外人名40 75 人名対象外地名40 98 地名対象外ナイ形容6 48 ナイ形容詞語幹副詞可能103 545 副詞可能未知語未知語118 217 未知語対象外感動詞感動詞9 37 感動詞対象外動詞動詞343 1,606 漢字を含む動詞B235 2,222 平仮名のみ形容詞形容詞63 434 漢字を含む形容詞B32 281 平仮名のみ副詞副詞62 218 漢字を含む副詞B97 398 平仮名のみ否定助動詞否定助動詞3 687 ない、まい、ぬ、ん形容詞(非自立)形容詞(非自立)9 196 がたい、つらい、にくい合計2,845 13,836 対象合計2,503 12,923 88%93% 2)記述統計による分析 表2-3に、障がい種別ごとに、「交通手段」「移動」(1)に関連する語がどの程度記述されているかを集計した。属性別全数に対する記述した人の割合で見ると、交通手段では、平均58.0%、移動では、50.4%であり、いずれの語群についても、半数移動の人が記述していることがわかる。次に記述された文の数(図中の「記述数(文)」)に対するこれらの語群を含む割合をみると、交通手段では31.8%、移動では24.0%が記述されている。 表2-4では、居住地域ごとの「交通手段」「移動」の記述状況をみている。中山間地に居住する回答者では、移動に関する記述が人数、文章数とも少ないなど、居住する地域により交通手段や移動に関する語の出現状況に差異が生じていることがわかる。 表2-5では、自動車が自由に使える環境にあるかどうかについて質問した項目とのクロス集計を行った。自動車の利用環境により、関連する語の出現状況の差はほとんど見られなかった。

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