障がい者の移動に関する研究
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6 3)年齢との関係 次に年齢と自由記述の回答の有無の関係について図2-3に示す。10歳以下、91歳以上の層で自由記述を記入している人の割合が高かった。 図2-3 年齢と自由記述の有無の関係 4)就学・就労との関係 次に、図2-4に示すように就学・就労状況と自由記述の有無を見た。学校に行っている人は5割近くが自由記述ありとなっている。 図2-4 就学就労状況と自由記述の関係 (3)本研究で行うテキストマイニングの手法の整理 テキストマイニングによる分析を行うに当たっては、段階的にいくつかの分析手法が存在する。ここでは、それらの手法を整理し、後述する分析の位置づけを確認する。 前処理(共通):語を抽出する。すなわち、文章になっている自由記述欄の内容を、単語単位に分割する。今回はソフトウェアにより自動的に抽出する。 1.抽出語リストの作成:前処理を行い語の抽出を行った結果から、品詞や出現回数の多さなどからリスト化する。今回は移動に関連する語に着眼しつつ、どのような語が多

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