プローブデータを用いた交通安全評価に関する研究
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40 表 26 燃料消費率と累積出現頻度の相関係数 加速度の領域領域①0.3995領域②0.6410領域③-0.6375領域④0.5921領域⑤0.5083相関係数 4.2. エコドライブと交通安全要因の検討 エコドライブが交通安全につながる要因把握を目的として、エコドライブを推進し、燃費改善とともに事故が低減している豊田市内の事業者を通じで、トラックドライバー、運行管理者に、「エコドライブが交通安全に与える影響に関するアンケート」を実施した。 4.2.1. アンケートの概要 アンケートは、トラックドライバー20名(男性19名、女性1名)、運行管理者3名(男性3名)の計23名に対して実施した。アンケート表は巻末に添付する。なお、事業所の全てのドライバー及び運行管理者にアンケートを配布し、全員から回答を得ている。また、回答者の年齢は、30歳代が9名、40歳代が6名、50歳代が8名と各年代から回答が得られた。 勤務年数の回答結果を図 29に、エコドライブ実践年数の回答結果を図 30示す。様々な勤務年数の回答者がいた。エコドライブ実践年数については、1年以上3年未満と、事業所がエコドライブに取り組んでいる年数と近い年数を回答している割合が、23人中14人と多かったが、3年以上、さらには10年以上と長期にエコドライブに取り組んでいる回答者もいた。 366620%20%40%60%80%100%勤務年数5年未満5年以上10年未満10年以上20年未満20年以上30年未満30年以上 図 29 勤務年数の回答結果

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