プローブデータを用いた交通安全評価に関する研究
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363.4. 3章のまとめ プローブデータの解析による危険箇所抽出の考え方を構築し、事故データにより示される傾向との関連性を評価し、安全性評価手法の妥当性を検討した。モニター毎に危険と判断される「通常と異なる加速度」について異なる値を設定することで、全てのモニターに一定の加速度閾値を用いるよりも、検出率と的中率の両方で高い値が得られることを明らかにした。死亡重傷事故、事故類型別の事故に限定した危険箇所の抽出手法については、加速度のみを判定基準とすると精度の良い抽出手法を開発にはいたらなかったが、急加減速を開始する時の速度、加速度の変化率を加えた検討を引き続き行う。 参考文献 1) 豊田市統計書(平成22年版)編集発行愛知県豊田市総務部庶務課、平成23年12月発刊、p6 http://www.city.toyota.aichi.jp/web_statistics/tokeisho/__icsFiles/afieldfile/2012/03/15/tokeisyo.pdf 2)GIS入門、ESRIジャパン株式会社,2003年7月(講習会テキスト) 3)Nowral氏のホームページ http://homepage3.nifty.com/Nowral/02_DATUM/02_DATUM.html#HowTo 4)平成22年度豊田市交通事故データ調査委託報告書、平成23年3月、豊田市社会部交通安全課 5)古屋秀樹、牧村和彦、川崎茂信、赤羽弘和:車載センサーを用いた車両挙動特異地点抽出に関する基礎的研究、土木計画学研究・論文集、Vol.20、No.4、pp.787-795、2003
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