プローブデータを用いた交通安全評価に関する研究
14/49

11表 7 豊田市における重傷事故の発生件数 人対車両車両相互車両単独踏切合計平成17年16719096平成18年147015099平成19年176712096平成20年10658083平成21年14575076平成22年20555080合計91385540530割合17.2%72.6%10.2%0%100%データ年重傷事故(件) 表 8 豊田市における軽傷事故の発生件数 人対車両車両相互車両単独踏切合計平成17年1682,47718302,828平成18年1662,49118802,845平成19年1732,37314702,693平成20年1522,19513402,481平成21年1512,02511112,288平成22年1271,85411902,100合計93713,415882115,235割合6.2%88.1%5.8%0%100%データ年軽傷事故(件) 表 9 車両相互事故における事故類型の内訳 事故類型車両相互の事故の内訳(平成17年~平成22年)割合追突5,41339.1%出合頭3,94228.5%右折時1,1688.4%正面衝突5664.1%左折時3952.9%追越追抜時1030.7%すれ違い時850.6%車その他(車両相互)2,17815.7%合計13,850100% 以上から、「全事故」、「死亡重傷事故」、「追突事故」、「出合頭事故」、「右折事故」、「正面衝突事故」に分類して、危険箇所抽出手法の検討を行うこととした。事故類型別に、解析メッシュ当りの事故発生件数の頻度分布を図 6から図 11に示す。また、事故発生メッシュ地点を図 12から図 17に示す。全ての事故類型で、事故発生件数が1件のメッシュの割合が50%以上と最も高い。全般的に、市中心部及び幹線道路に事故が集中している傾向がみられるが、死亡重傷事故、正面衝突事故では、事故発生件数が1件のメッシュの割合が約90%と高く、同一地点での事故発生が少ないこと、さらに、発生地点も市中心部、郊外部の違いは少なく広く分布していることがわかる。

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る