報告書　地方都市における企業TDMMMに関する研究

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－ 70 － 以降では、平成23年度の活動方針について、現時点で想定される取り組みの内容を整理する。なお、実際の取り組みを開始するにあたっては、平成23年度に入って再度検討を行う必要がある。 ①「目標管理シート」による活動のフォローアップ 「目標管理シート」は、すすめる会として会員事業所のエコ通勤の取り組み状況の把握に努めるとともに、事業所において目指すべき目標を掲げてそれに向けて活動を推進する道筋を作ることを狙い、事業所が主体となって作成するものである。 目標管理シートの位置づけは、エコ通勤の「実態」を踏まえ、前年度の活動の「反省」を行うとともに、当年度の活動の道標となる「目標」を明確化する。さらに、目標達成に向けた「課題」や、すすめる会等に「期待すること」を含めた情報の「共有化」により、活動の推進を図るものである。また、毎度当初に更新し、進展状況をチェックする。 なお、第9回すすめる会において、目標管理シートには、現状においてエコ通勤の取り組みを進める上での課題等を記載できる欄を設けるよう指摘があり、修正して追加した。 エコ通勤実践目標管理シート 事業所名、 担当者、 連絡先等 貴事業所名（事業所名は支店名、営業所名も含めご記入ください。） ご所属 ご担当者名 ご連絡先 tel： e-mail： 通勤の 実態 常昼勤務： 9時～18時等 交代勤務： 2～3交代等 従業員数 常昼勤務 交代勤務 従業員計 人 人 人 交代勤務の場合、代表的な勤務時間をご記入ください （ ： ～ ： ） 通勤交通手段分担状況（左の従業員数の通勤交通手段の内訳について、把握できる手段のみご記入ください。手段不明の人数は、「その他・不明」にまとめてご記入ください。） クルマ だけで 鉄道・バスを使って バイク だけで 自転車 だけで 徒歩 だけで その他・不明 常昼 人 人 人 人人人交代 人 人 人 人人人合計 人 人 人 人人人 H22年度の状況 H22年度に取り組んだ内容（主な取り組みを３つまでご記入ください。） 自己評価（当てはまるところに○印をご記入ください。）Ａ Ｂ Ｃ 例1：従業員への呼びかけ（エコミュートポスター掲示、小冊子配布、従業員へのエコミュートサイト案内） 例2：通勤手当見直しに向けた社内勉強会の実施（３回/年）、自転車駐輪場整備、通勤バス運行 積極的に取り組み、一定の成果が得られた。 積極的に取り組んだが、成果は得られなかった。 ある程度取り組んだ。 ① ② ③ H22年度の 反省点 例：従業員へのエコ通勤実施の呼びかけを十分にできなかった、従業員からのエコ通勤に対する要望に応えられなかった、エコ通勤の推進に向けた準備に着手できなかった H22年度の すすめる会への評価 例：事業所への支援をしてほしい、個別の相談に乗ってほしい、すすめる会会員同士の連携をコーディネートしてほしい、エコミュートは良かった/悪かった、講演会が良かった/悪かった H23年度に向けて H23年度の 目標 ※ここで挙げた目標の達成状況によりH23年度の活動状況のチェックを行います ※「エコ通勤優良事業所認証・登録申請書」様式1の裏面の取組みも参考にして下さい 例 目標：エコ通勤の促進、自転車通勤の促進、従業員のエコミュート参加率向上 チャレンジしたいこと：エコミュート会員登録呼びかけ、自転車通勤者●％アップ、駐輪場の設置 講演会を活用した従業員への啓発、自転車共同利用への参画 目標： 目標達成に向けてH23年度にチャレンジしたいこと ① ② ③ 目標達成に 向けた課題 例：社内での合意形成、現状の把握、情報伝達手段の整備、公共交通利用環境の改善、自転車駐輪場の確保 目標達成に 向けて すすめる会に 期待すること 例（事務局への期待）：社内での合意形成に向けた支援、従業員への調査実施に向けた支援、情報提供ツール作成、エコ通勤に関する講演会の開催 例（会員事業所への期待）：通勤バスの共同運行、鉄道/路線バスのダイヤ見直し、自転車共同利用の共同実施 【事務局に期待すること】 【会員事業所に期待すること】 ※上記記入欄に書ききれなかったこと、社内でエコ通勤を展開する上での現状の問題点や悩み、エコ通勤をすすめる会の運営に対するご意見や提案等があれば、裏面にご記入ください。 表面に書ききれなかったこと、社内でエコ通勤を展開する上での現状の問題点や悩み、 エコ通勤をすすめる会の運営に対するご意見や提案等があれば、以下にご自由にご記入ください。 例１：エコ通勤への取り組みは、工場単独ではできず本社の了解が必要となる。工場単独でなく会社として取り組むことができない。 例２：これまでエコ通勤に積極的に取り組んできており、これ以上のエコ通勤の促進ができる状況にはない。 例３：エコ通勤をすすめる会の参加事業所の中でもそれぞれ様々な事情があり、エコ通勤に取り組める環境が大きく異なる。 例４：満足にエコ通勤に取り組むことができない事業所は、エコ通勤をすすめる会に出席しにくい雰囲気になっている。 図4-5 目標管理シート（再掲）