報告書 速度マネジメンの実現に向けた研究
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78(3)速度マネジメント実現のための費用推計 面的速度マネジメント実現のための費用推計として、「生活道路と幹線系道路との出入口部」、および「単路部」の2視点における状況を整理する。 1)生活道路と幹線系道路との出入口部 ここでは、国道・主要地方道・県道・市道(幹線系のみ)といった幹線系の道路と交差する生活道路を対象とする。市街地(DID内)の交差点のみを対象とし、カラー舗装および最高速度規制標識の設置を実施したと仮定する。対象とするネットワークは、計算の便宜上GISで構築された昨年度の交通シミュレーションで使用したもの3)とした。その結果図5-5に示される出入口部が選定された。 整備費用の推計結果を表5-4に示す。ここで示すのは直接工事費のみである。推計にあたって、溶融噴射式カラー塗装で、塗装面積は1箇所当たり80㎡とし、最高速度規制標識は1箇所当たり2基(開始と終了)設置を想定(1箇所あたり約35万円程度)している。 国、県、市それぞれの総費用は5千万円~6千万円程度となっている。さらにすべての出入口部にハンプを設置した場合、国管理で1億6千万円、県管理で1億7千万円、市管理で2億円程度のイニシャルコストが必要となる。 図5-5 道路管理者別生活道路と幹線系道路との出入口部

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