報告書 速度マネジメンの実現に向けた研究
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75 図5-3 社会資本整備総合交付金の特徴2) (2)愛知県における事例 ここでは、愛知県における制度の活用事例について述べる。3章でも記載したが、本研究では、愛知県内のあんしん歩行エリアを導入している自治体に対して表5-1に示すような調査を実施した。その中で、制度の活用状況について聞いている。 表5-1 道路管理者調査概要(再掲) 対象:愛知県内であんしん歩行エリアに指定される地域を包含している地方公共団体(ただし、名古屋市など複数の指定地域を抱える地方公共団体は実施地区別に回答を依頼) 調査時期:2010年7月中旬 調査方法:郵送配布・郵送回収 回収数:26票(回収率74%) 調査項目:実施した対策、実態調査の内容、実施時の課題、制度の活用状況、予算、地域住民団体・企業などからの補助・協力の状況、推進組織の詳細、実施計画の作成状況、面的速度規制への意識など ここで、制度の活用状況について、表5-2のような設問を設定し、「活用した」、「活用していない」の2段階での回答を伺った。結果を図5-4に示す。全体の69%で何らかの制度を活用していることがわかる。その具体的な内容について表5-3にまとめた。 最も活用事例が多い交通安全施設等整備事業は、上述の社会資本整備重点計画にも記載
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