報告書　速度マネジメンの実現に向けた研究

60/179

56 図4-12 ポーツマス市中心部 ポーツマスでは実効性担保において、面的速度20マイル規制出入り口の明確化のため、ゲートウェイ手法という手段をとっている。具体的には以下のようである。 ・赤色飾装と円形20マイル路面標示 ・ゲート（門）、柱、レールフェンスなど路端に構造物が放置 ・時速20マイル標識（両側） ・カウントダウン標示 ・中央交通島 ・特別デザインの学校標識 その他、実効性担保のための交通静穏化策として以下のような手法を採用している。 ・歩道の張り出しとシケイン（歩道の交互張り出しによる狭さく（1車線化)） ・ミニラウンドアバウト ・カラー舗装（車道部、バス・自転車レーンなど） ・交通島の設置（追い抜きを制限） ・スピード・ハンプ、スピード・クッション ・交通点部の全面盛り上げ舗装 ・時速20マイル・ゾーン ・安全通学路の標示(各種）