報告書 速度マネジメンの実現に向けた研究
36/179

32図3-11は通過抑制、速度抑制、注意喚起、安心感の4要因について「そう思う」を2点、「どちらかというとそう思う」を1点、「どちらかというとそう思わない」を-1点、「そう思わない」を-2点として得点化した結果を示したものである。これをみると、「自動車で入るとき、速度を特に落として運転する」や「自動車で入るとき、周りに注意しながら運転する」はどの空間においても比較的点数が高く、そう思うと感じている。一方、安心感の点数は運転者、住民それぞれの立場とも比較的点数が低い。また、空間別で見ると空間5の評価の低さが顕著に現れている。空間5は図3-11に示すように速度規制の標識のみが片側に設置されているのみの空間であり、様々な対策が通過抑制など各意識面に与える影響があることが窺える。 ‐1.5‐1‐0.500.511.52空間1空間2空間3空間4空間5空間6空間7空間8出来ることなら自動車で入らない自動車で入るとき、速度を特に落として運転する自動車で入るとき、周りに注意しながら運転する運転者の立場で、この空間は安心を感じる住民の立場で、この空間は安心を感じる 図3-11 結節点部の意識(そう思う2点~そう思わない-2点の4段階評価)

元のページ  ../index.html#36

このブックを見る