報告書 速度マネジメンの実現に向けた研究
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30結節点部の視点 幹線道路と生活道路の結節点部の受容性について与える影響要因を探るため、表3-1で示した調査結果を整理する。ここでは、通過抑制、速度抑制、注意喚起、安心感(運転者・住民の立場)に与える空間構成要因を把握することとした。 空間構成要素が意識に与える影響について学術的成果を上げている文献4)を参考に、空間パターンを作成している。L8直交表(2水準)、因子数(対策案)は7とし、それぞれの因子が通過抑制、速度抑制に与える影響について明らかにする。因子間における交互作用は発生しないものと仮定し、対策整備に費用面、調整面から現実性があるものを選定した。表3-2に選定した因子を示す。また、表3-3に因子を割り付けた結果を示す。 図3-10は豊田市内のある特定の生活道路と幹線道路の結節点部の写真を撮影し、割りつけられた因子を元にその写真を加工して作成したものである。なお、ここである特定の空間をベースに因子を割りつけた理由は、空間に変化の与える要因がここで想定している因子以外の要因である場合を極力省くためである。 表3-2 分析に用いる因子 横断歩道(有無)、入り口部カラー舗装(有無)、規制速度標識(片側、両側)、路側カラー舗装(有無)、規制速度路面標示(有無)、狭さく(有無)、幹線道路外側線の延長(有無) 表3-3 因子の割付け カラー舗装 標識 路面標示幹線道路外側線の延長 狭さく 横断歩道 路肩カラー舗装 空間1 有り 片側 有り 無し 有り 無し 有り 空間2 無し 片側 無し 有り 有り 有り 有り 空間3 無し 両側 有り 無し 無し 有り 有り 空間4 無し 両側 有り 有り 有り 無し 無し 空間5 無し 片側 無し 無し 無し 無し 無し 空間6 有り 片側 有り 有り 無し 有り 無し 空間7 有り 両側 無し 無し 有り 有り 無し 空間8 有り 両側 無し 有り 無し 無し 有り

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