報告書 速度マネジメンの実現に向けた研究
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28そう思う(n=304)51%どちらかといえばそう思う(n=213)36%どちらかといえばそう思わない(n=42)7%そう思わない(n=39)6% 図3-7 自動車の利便性を犠牲にしても生活道路の走行速度抑制をすべきか否かの意識 他地域での事例として、橋本ら3)による人々が規制速度に対してどのように考えているのかについて把握した報告がある。 橋本らは、岡山県岡山市内の5地域(生活道路の集積する地域)に居住するドライバーに対してアンケート調査を実施した。図3-8は生活道路における規制速度の在り方について把握するため速度規制を行うか否かを聞いた結果である。ここに示されているように、9割以上の方が、「規制すべきである」「どちらかと言うと規制すべきである」と回答していることがわかる。 以上のように、岡山市の事例においても市民の大多数が生活道路の速度規制に対する受容性があることが確認できる。 図3-8 速度規制に対する是非3) 以上のように、生活道路において低速の速度規制を実施していくという考え方に対する

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