報告書 速度マネジメンの実現に向けた研究
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220.000.200.400.600.801.001.20現況幹線系道路重視生活道路重視平均交通量の増減割合生活道路幹線道路 図2-26 平均交通量の増減割合(DID外縁1000m~1500m以内) 5)まとめ 以下に交通シミュレーションによる面的速度マネジメント適用時の影響分析の結果についてまとめる。 幹線系道路重視型 ・ネットワークでは幹線系道路の変動はあまりない。一方で生活道路においては顕著に増加する箇所がある。 ・市街地(DID)内の生活道路および幹線系道路の交通量は区間平均でみるといずれもわずかに減少し、生活道路の交通量がより減少する。 ・市街地の外縁部の交通量には殆ど影響がない。 生活道路重視型 ・ネットワークでは特に補助幹線道路において顕著に増加する箇所がみられる。 ・市街地(DID)内の区間平均交通量は生活道路で大きく減少する一方、幹線系道路で増加がみられる。 ・市街地の外縁部の交通量には殆ど影響がない。 このように実施時の影響をある程度掴むことで政策実施の判断基準を得ることができる。

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