報告書 速度マネジメンの実現に向けた研究
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164森田:自治会の加入率は低いです。地域的には、旧市街地といいますか、川口警察署管内は市街地なので、前からありますが、郊外の武南警察署管内は後から開発された地域ですので、マンション等が多いんです。戸塚地区、東川口です。そういうところは加入率が低いという傾向があります。 武南地区は路線数も多いし、距離数も多いので、住民の理解も含めて、ちょっと大変かなと感じています。ただ、戸塚地区で発生した事故がきっかけですし、安全性が高まるという点で町会長レベルの理解は得られていると思っています。 太田:戸塚の地区については面的に既にやられていますね。それはすぐに行われたんでしたか。 笹井:あそこの地区に関しては、早急に規制がされています。平成18年12月には、対策的なことを踏まえながら。 森田:規制も実施されたんですね。 太田:そうですね。12月にありますね。 笹井:警察さんのほうでも相当重く受け止めていただき、すぐに対応していただけたということです。 太田:通園路には指定してあったけれども、法定速度のままだったんですね。 笹井:子どもさんがバタバタと倒れて、地獄絵図のようだったと聞いています。 太田:全国的に話題になりましたから。 西野:エリア規制に関しては、市で用意したのでは全くなくて、警察のほうの判断です。記憶に残っている範囲では、突然所轄の武南警察署を通じて事故発生地点周辺のエリア規制をという連絡が来たんです。市からは一切アプローチしていません。全国的なニュースにもなりましたし、警察のほうでも何かということでした。 太田:そのときは市の予算をあまり使わなくて、警察のほうが。 西野:市は別途、園外保育等の診断をしたり、そういうことで対処した。 太田:今回、県警察が警察署の中に3人の特別チームをつくってくれたのは、技術的な面
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