報告書 速度マネジメンの実現に向けた研究
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150澤登:社会実験の先駆的な手法、警察のバスで地元の皆さんをご案内して、問題点についての共通認識を持っていただくという手法から入ったので、非常にやりやすかったんです。 太田:また教えていただきたいと思いますが、もう終わってしまったんですか。 山崎:年度事業でやっていますから。20年頃に終わってしまいした。 太田:ぜひその辺の経験をまた後で教えていただければと思います。ありがとうございました。 事前にご質問したのはそれぐらいのようですが、河合さんのほうから、もしあれば。 河合:現場では規制の看板ができていない状態でしょうか。特に区域で規制をかけるときの方法として特別な方法というんですか、何か考えられているものはありますか。 澤登:広報啓発という観点でですか。 河合:30キロ規制を示すような。 太田:路面標示もありますか。 井沢:あります。区域規制のところにつきましては、本庁から発言があったように標識を使って。幅員の広い道路は入り口の両側につけられますが、生活道路は狭い道路がほとんどですので、両側につけると車道部分が狭くなってどうにもなりませんから、片方だけとか。ちょっと広いところは両サイドにつけます。そして、可能な限り路面標示をします。入り口の路面標示に重点を置きます。 本来ならば、区域規制として、スクールゾーンと同じように何か特異な標示ができればいいんですが、予算の関係もありますので、30の路面標示をしていくしかありません。前もって市の道路管理者のほうで予算が確保できていれば、四角で囲うとか、ちょっとしたエリア的なシンボルマークでも入れられるんですが、今回はできていません。 山崎:検討したときにそういうアイデアがありました。アーチをつけるとか。ただし実施まではいきませんでした。 太田:もっぱら予算の問題ですね。アイデアとしてはいろいろ面白いのがありますよね。 山崎:今までも埼玉でもセーフティーフリーゾーンですとか、ゾーン規制を独自でやってきましたが、大型標識で。

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