報告書 速度マネジメンの実現に向けた研究
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147だいていると思っています。 太田:ミニレーダーは固定してやるんですか。それとも、移動式といいますか、1週間ぐらいたったら。 澤登:その都度ということになります。場所を選出して。やはり取り締まりをする以上、取り調べる場所も必要になります。設置をするにあたって、ある程度の要件を満たす道路になります。 太田:単に警告を出すようなのもありますか。 澤登:それはないですね。取り締まり基準もありますので、それに合致するものになります。 ただ、検挙に至らなくても、我々が取り締まりをしているという姿勢を見せることが一番重要であると考えています。 河合:検挙に至らない可能性が高いというのはどういう状況ですか。 澤登:速度30キロ規制のところ、例えば35キロ、40キロというように、検挙するにはいかがなものかといったような場合が現実にあると思うんです。 川口市は自治会組織が盤石ですし、その中に交通部という形で交通安全協会が組み入れられていて、指導する立場にある方々が各自治会にいます。そういった方たちにもっとお願いをしてやっていこうと考えています。 太田:現場でチラシを配るというようなことも含めた活動ですね。それはいいですね。 イギリスの例、私が聞いた話ですと、やはり交通警察は人数が非常に限られますから、取り締まりには非常に慎重で、速度をかなりオーバーしているという調査結果が出ているところだけについては別途きちんとやりますという形のようです。事後の状況を見て、なかなか守られない場所だけを選んでするという言い方で、すべての路線について回りますというようなことはあまり明確にはいっていないということです。やはり取り締まりはプラス何十キロという、皆さんの世の中の相場みたいなものがあります。それを考慮して、それ以上のオーバーが続いた場合は特別な措置をするし、場合によっては物理的な何かを後から入れると。これからもっと本庁のほうとも議論しますが、これも1つのやり方かと思います。 澤登:今回選定されたのは芝エリアと西川口エリアですが、芝エリアは川口警察署管内における最大事故多発エリアで、西川口エリアは第6番目です。大いに効果が期待できると

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