報告書 速度マネジメンの実現に向けた研究
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140 個別の路線、市民の要望95路線につきましては、個別に市役所から該当町会に説明をしていただきます。一方、交通規制を実施できない路線については、市役所で個別に対策を、小さなものでもいいから対策をとっていきたいと考えているそうです。 規制実施後の対策として重要かなと思っているのは、説明責任を果たせるだけのデータや資料を保存して引き継ぐことです。市民の関心が高まってきますと、規制されなかったところからは、なぜ規制されなかったのかと説明を求めてくることが考えられますし、これから先、新たに規制してほしいという要望が出てくることもあります。そのときには、今回私たちが実施した規制についてきちんと説明責任を果たすことが重要になってきます。これまで調査したデータを資料化して保存するとともに、私たちが今まで手順を踏んで行ってきた参考資料や書面などもすべて引き継ぐことで、後任者においても説明責任を果たせるようにしたいと考えています。 次に、広報対策。お手元に新聞の写しを配布してありますが、着手したとき、調査終了のとき、そして、規制実施についてはこうですよということで、3回にわたって新聞広報を実施しています(対策関連新聞記事(埼玉新聞2009.7.26、2010.9.25、毎日新聞2010.11.23、朝日新聞2010.11.23))。今後、3月の頭頃には新聞広報でもってやっていきたいと考えています。また、試行実験について3月に広報に載せていきたいと考えています。警察としては、広報とあわせて、芝区域の自転車専用通行帯設置によって通行方法が少し変わりますので、地元の方に小まめにチラシで、要望など、そういったものを配慮して回覧するなり、また、地域の町会の要望に応じて、わざわざ出向いて説明したりすることで、皆さんに守っていただくようお願いしたいと考えています。 だらだらと説明してきましたが、これで私からの推進状況の説明を終わります。 山崎:どうもありがとうございました。 担当の井沢係長から、簡単ではございましたが、今回の規制実施に至る経緯や手法について説明させていただきました。 この後はフリートークで、質問事項も伺っていますが、具体的にここはどうですかとか、質問を受け、答えていきたいと思います。県の田中主幹もいらっしゃっていますので、県のほうの今後の対応や取り組み状況をお話しいただいたり、川口市さんも意見がおありかと思いますので、忌憚のない意見をお聞かせいただければと思います。 太田:どうもありがとうございました。大変苦労してやっておられますし、特に事前の調査等を非常にしっかりされていますので、私どもとしても大変参考になるのではないかと思います。かなり具体的な内容になっていますので、細かい質問がたくさん出るかと思いますが、よろしくお願いいたします。 今日は短い時間ですので、事前に私どものほうからお送りした質問事項をベースにお答えいただきたいと思いますが、その前に、まず現況の確認で、現在は規制を講じているところといいますか、この規制をしますと発表して、それぞれの場所で説明が終わった段階
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