報告書 車両挙動および運転者意識分析に基づく公用車の安全走行に関する研究〜ごみ収集車に着目して〜
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19向)や因子7(事故軽視傾向)などは本研究で新たに抽出された因子であり、自動車安全運転センターの研究成果で抽出された「依存的傾向」因子と解釈できる因子(前の車についていけば安心して右左折できる、他の車が道を譲ってくれるので、進路変更の時にあまり神経質になることはない、などの因子負荷量が高い)は抽出されなかった。 表4-2 因子負荷量(自分の車を運転する時) 変 数 因子1因子2因子3因子4 因子5 因子6因子7割り込まれないように、あまり車間距離をあけないで走るようにしている0.150.110.070.30 0.07 0.620.15駐車禁止でも、他の車の迷惑になりそうでなければ駐車する 0.050.360.260.67 0.24 0.200.17一時停止の場所でも、見通しがよければ止まらないことが多い 0.08-0.020.130.67 -0.03 0.200.27前の車についていけば安心して右左折できる 0.020.500.220.18 0.11 0.20-0.06他の車が道を譲ってくれるので、進路変更の時にあまり神経質になることはない 0.070.210.010.57 0.04 0.130.39脇見運転をすることがある 0.250.200.18-0.02 0.94 0.190.09運転中にぼんやりしてしまうことがある 0.370.130.22-0.02 0.80 0.350.40自分は感情の変化は少なく、いつでも冷静でいられる -0.69-0.15-0.28-0.07 -0.18 -0.060.07運転中にイライラすることが多い 0.680.200.270.08 0.36 0.340.13目的がなくとも、運転すること自体が楽しい -0.050.720.040.04 0.37 0.120.19車の運転で多少人に迷惑をかけるのはお互いさまだ 0.280.280.920.25 0.24 0.200.37車は、単なる移動の手段にすぎない -0.07-0.680.45-0.04 0.14 -0.020.18事故をおこすのは運が悪いからだ 0.040.090.340.25 0.22 0.330.92運転は自分の生きがいの一つである 0.160.690.010.28 0.13 0.170.20運転に危険はつきものである -0.01-0.160.53-0.64 0.32 -0.110.08他の車に追い越されるのは、気分のいいものではない 0.240.200.100.21 0.18 0.290.44運転中は歩行者や自転車を邪魔に思う 0.69-0.060.26-0.17 0.24 0.120.39ほかの車に並ばれると先に出たくなる -0.070.400.150.02 0.58 0.790.35前の車がもたもたしていると、腹がたつ 0.810.010.050.14 0.17 -0.010.11違反をすることと事故の発生には、あまり関係はない 0.030.100.250.34 0.09 0.370.54どんな運転者でも、事故になりかけてヒヤリとすることがよくあるものだ 0.19-0.220.69-0.03 0.07 0.150.1910km/h程度のスピードオーバーであれば危険はない 0.110.090.270.08 0.28 0.860.49固有値 4.992.862.371.96 1.59 1.301.20寄与率(%) 22.6813.0210.788.90 7.23 5.895.44※網掛けは因子負荷量が0.5以上もしくは-0.5以下の変数 2)ごみ収集車を運転する時の性格 因子分析の結果を表4-3に示す。その結果、自分の車を運転する時と異なり、8つの因子を抽出することができた。これらの因子による累積寄与率は77.99%である。ここでは因子の解釈をしやすくするため、斜交回転(プロマックス法)を行っている。この結果を踏まえて因子を命名した。 因子1:漫然・脇見運転傾向 因子2:攻撃的傾向 因子3:事故軽視傾向 因子4:運転への価値傾斜傾向 因子5:危険容認傾向 因子6:冷静な運転傾向 因子7:他車より先行したい傾向 因子8:他車先行否認傾向

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