報告書 車両挙動および運転者意識分析に基づく公用車の安全走行に関する研究〜ごみ収集車に着目して〜
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166)運転に対する意識(普段の運転行動) 図4-9に普段の運転行動について自分の車を運転しているとき、ごみ収集車を運転しているときのそれぞれの結果について示す。これも図4-7同様に得点化を行っている(最高2点、最低-2点)。駐車禁止でも他の車の迷惑になりそうでなければ駐車する、脇見運転をすることがある、運転中にイライラすることが多いで比較的差があり、ごみ収集車ほど駐車禁止でも駐車する傾向があり、一方で自分の車ほど運転中にイライラしたり、脇見運転することが多いことがわかる。 ‐2‐1.8‐1.6‐1.4‐1.2‐1‐0.8‐0.6‐0.4‐0.20割り込まれないように、あまり車間距離をあけないで走るようにしている駐車禁止でも、他の車の迷惑になりそうでなければ駐車する一時停止の場所でも、見通しがよければ止まらないことが多い前の車についていけば安心して右左折できる他の車が道を譲ってくれるので、進路変更の時にあまり神経質になることはない脇見運転をすることがある運転中にぼんやりしてしまうことがある自分は感情の変化は少なく、いつでも冷静でいられる運転中にイライラすることが多い自分の車(n=39)ごみ収集車(n=39)図4-9 普段の運転行動 7)運転技術に対する評価 図4-10に運転技術に対する評価を示す。運転者の80%以上が自らの運転を評価していない一方で、自己評価より、同乗者の評価の方が高い傾向にあることがわかる。 0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%自己評価(n=36)同乗者の評価(n=18)運転がうまい方だと思うどちらかといえば、運転がうまい方だと思うどちらかといえば、運転が下手な方だと思う運転が下手な方だと思う 図4-10 運転技術に対する評価 8)運転に対する意識(運転時の考え方) 図4-11は運転時の考え方について、自分の車運転時、ごみ収集車運転時それぞれで聞いた結果を示している。これも図4-7同様に得点化を行っている(最高2点、最低-2点)。車は単なる移動の手段に過ぎない、他の車に追い越されるのは気分のいいものではないで、自分の車での運転とごみ収集車の運転で差が出ている。

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