報告書 自治体バスの運賃以外の収入に関する調査研究
58/61

54問21 自治体バスの【収支改善】に向けて、今後、以下の項目についてどの程度重要と感じていますか。a~iのすべての項目について以下の1~4で当てはまるもの一つに○をつけてください。 0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%バスのサービス水準について適正化を図り、支出を減らしていくこと(n=614)バスのサービス水準について改善し、バス利用者を増やしていくこと(n=616)現在のバスの運賃体系について適正化を図り、収入を増やしていくこと(n=612)現在のバスの運賃体系について改善し、バス利用者を増やしていくこと(n=611)市民や地域、企業からの支援金を獲得していくこと(n=610)広告収入を獲得していくこと(n=615)民間バス会社への委託費について適正化を図り、支出を減らしていくこと(n=605)国や県からの補助金を獲得していくこと(n=615)広報などから新たなバス利用者を獲得していくこと(n=618)非常に重要であるやや重要であるあまり重要でない全く重要でない 収支改善に向けたその他の今後の重視項目(自由記述) No. 内容 1 実証運行中 2 自治体が運行する路線は,収支が最初から期待できる路線ではないため.これまでどおりのバス車輌による,定時定路線型の運行を前途に考えても,根本的な解決にはならないと感じている. 3 路線バスの廃止→代替デマンド型交通の導入 4 当町では,福祉政策として65歳以上の方,学校へ通学利用する方を無料としたため,料金収入がほとんど見込めないのが実状です. 5 ※現在財政再建策の1つとして,当町のバスを行っています.削減目標額が大きい(約半分以下)ため,通常の前向きな交通施策や収支改善策とは少し異なったやり方になっていると思います.(私見ですが) ※当町は平成8年からバス運行を開始しましたが,「行政による運行の撤退」事例も少なく,困惑しています.セイフティネットとして存続する責務があるのか,住民による運行を促していくべきかなやみどころです.6 現在,村直営にてバスを運行していますが,職員人件費が大半となっています.地域の雇用の場にもなっているため,村財政状況がさらに厳しくなれば民間委託も検討しなければならない状況である. 7 ・マイクロバスから中型バスへの車両変更を行い,バス利用者を増やす. ・ダイヤ改正をして利用者の利便を図る ・費用は係るが公共交通空白地域及び交通弱者へ配慮(デマンド交通の実施) 8 地域の足を確保するためには,必ずしも路線バスでなくともよく地域の合ったカタチを創造すべきと考えている. 9 総合連携計画は,今年度(平成22年度)から,具体的に事業実施が謳われており,上記の重要項目に該当する改善事業を,実施しているところです. 10 地域住民各種団体等を対象とした説明会・懇談会を積極的に開催し周知及び新たな利用者の獲得に努めるとともに寄せられた意見を運行内容等に反映させること.地域住民に利用促進協議会等の設置を働きかけ協働で地域公共交通を守り育てていく体制を構築すること 11 公共バスは収支のみ判断で整理がつけば良いと考えるが現実的には多くの課題がある 12 本市には自治体バスはありませんので,住民主体のコミュニティバスについての回答です. 13 ・沿線企業・施設との,財政面以外での連携の強化(バスに関する情報のHPへの掲載など)・支線と幹線との乗継ぎのための交通結節拠点の強化によりバス利用者を増やしていくこと

元のページ  ../index.html#58

このブックを見る