報告書 行動実態データに基づく障がい者のアクセシビリティ向上方策に関する研究
48/63

44 図3-43 買い物目的の目的地(行先) 次に買い物のための施設の配置状況と障がい者の移動の状況を見る。買い物目的での移動については、対象とする施設を以下のように設定し、こうした施設へどの程度移動が行われているかを視覚的に明らかにした。 対象となる施設: ①大規模小売店(大規模小売店舗法の届け出が必要な施設:豊田市内39店舗) ②商業統計(H19)により統計対象とされた事業所 ①大規模店の配置から見た商業施設の配置と障がい者の外出行動 図に豊田市内の大規模小売店の配置及び大規模小売店へ自動車で30分以内に到達できる範囲をしめした。大規模小売店はおおむね市内の中心部(都心部おおよび郊外部)に集中している。これに対して多くの障がい者が、こうした施設への買物目的で外出している状況がわかる。一方で、こうした大規模店とははずれた箇所に買い物の目的地の集中している箇所も存在することがわかる。 中山間地である足助地区を目的地とした移動が足助地域の後背地に広がっていることがわかる。十分な検証はできないものの、障がい者に限らず中山間地では、地域の中心地区が買物目的の移動先となっていることを示すものである。この実態から、買い物目的での

元のページ  ../index.html#48

このブックを見る