報告書 行動実態データに基づく障がい者のアクセシビリティ向上方策に関する研究
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19 3)同居している家族の有無と移動距離との関係 同居する家族がいる場合においては、送迎での移動がしやすくなり、外出時の移動の負担が軽減されることが考えられる。そうした場合に移動距離は長くなるものと考えられる。よって以下では同居家族の有無と移動距離の関係について分析する。 ア.通勤・通学目的での移動距離と同居している家族との関係 都心部、郊外部をみると平均移動距離では、同居している家族がある場合若干長くなっている。一方で、中山間地ではいない方が長くなっている。 ‐1012301000020000300004000050000同居している家族等0.不明1.あり2.なし都心部郊外部中山間地(m) 図3-9 通勤・通学目的での移動距離(m)と同居している家族の有無 表3-1 通勤・通学での移動の平均距離(m) 同居している家族等通勤・通学の平均(m)都心部あり(41)7,175なし(22)5,912郊外部あり(115)8,104なし(33)6,917中山間地あり(26)14,937なし(3)18,556 イ.買い物目的での移動距離と同居している家族との関係 どの地域についても、同居する家族がある場合に、平均距離が長くなっている。
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