報告書 行動実態データに基づく障がい者のアクセシビリティ向上方策に関する研究
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13 2)まとめ ここまでに障がい者の外出実態とその意識のギャップを見ることを目的として分析を行ってきた。ここで、外出目的によって移動の仕方がどのような傾向があるかをまとめることを試みた。表2-4に外出目的と外出実態のまとめを行った。この傾向を踏まえ次章では障がい者の移動に関する空間的実態の把握を行う。 表2-4 外出目的と外出実態の整理 外出状況 外出あり 手段 公共交通 今後の意向 通勤通学 47% 自分で運転が多い 都心部で鉄道利用が14% 外出あり:今のままでよいが多い/外出なし:外出する必要がないが多い 買い物 84% 送迎自動車が多い 少ない 今より増やしたいが他の目的より多い 通院 86% 送迎自動車が多い 中山間地でバス17% タクシーも多い 外出あり/なしとも:今のままでよいが多い 福祉施設訪問 30% 送迎バスが多い 少ない 外出あり:今のままでよいが多い外出なし:わからないが多い

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