報告書 行動実態データに基づく障がい者のアクセシビリティ向上方策に関する研究
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12 エ.福祉施設への訪問時の移動手段 福祉施設への訪問時には、送迎バスによる割合が全体的に高く、郊外部、中山間地では最も高くなっている。都心部では、自動車(自分で運転)の割合がもっとも高くなっており、郊外部、中山間地では、2番目に高い割合を示している。福祉施設では、送迎バスを用意し、これにより移動を賄っていることがわかる。 0%2%27%0%14%47%2%0%2%6%4%1%39%2%12%32%3%3%0%4%0%6%35%2%18%27%0%2%2%8%0%5%10%15%20%25%30%35%40%45%50%都心部(51)郊外部(136)中山間地(49) 図2-13 福祉施設訪問目的の地域ごとの移動手段 オ.まとめ 目的ごとに、主となる移動手段の傾向に違いが出ていることが、明らかになった。また、地域ごとの傾向の差もあることが分かった。 なお、これは、障がい者がどの程度の障がいをもっていいて、どういった移動目的に対してそれが実現できるかどうかと大きく関係があるものと考えられる点に注意が必要である。

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