報告書 行動実態データに基づく障がい者のアクセシビリティ向上方策に関する研究
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7 オ.まとめ 外出実態を外出目的と障がい種別を分けたうえで概観した。目的により、外出の状況が大きく違うことが明らかになった。また、外出目的により障がい種別ごとに、外出状況が異なる場合とそうでない場合があることも明らかになった。 障がい種別間の違いについて、比較的Normative needの範囲が広いものと考えられる通院目的でみると、知的障がいでの通院を目的とした外出割合が少なくなっており、頻繁に通院する必要がない種別の特徴が示されていると考えられる。 3)外出希望と外出実態との関係 さらに、今後外出を増やしたいという希望(ある種のニーズ)の程度と実際の外出状況との差異について見てみる。これにより、外出したいが外出ができていない状況を明確にする。 ア.通勤・通学目的での今後の外出希望と外出の有無 全体でみると、外出ありの人の86%は「今のままでよい」と回答しており、外出なしとしている人では、63%が外出する必要がないと回答している。 今より増やしたい今のままでよい外出する必要がないわからない視覚外出あり(12)8%83%0%8%外出なし(19)5%11%74%11%聴覚外出あり(30)10%87%0%3%外出なし(7)29%0%71%0%音声外出あり(3)0%67%0%33%外出なし(3)67%0%33%0%上肢外出あり(9)0%100%0%0%外出なし(5)0%40%60%0%下肢外出あり(4)0%75%25%0%外出なし(14)7%7%79%7%体幹外出あり(7)0%100%0%0%外出なし(8)0%13%63%25%内部外出あり(65)11%86%2%2%外出なし(50)4%14%70%12%知的外出あり(39)8%85%0%8%外出なし(33)0%9%45%45%精神外出あり(14)7%86%0%7%外出なし(28)7%14%61%18%合計外出あり(183)8%86%1%4%外出なし(167)6%12%63%19% 図2-6通勤・通学目的での今後の外出希望**
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