報告書 交通イノベーション・産業イノベーションの実現化に向けての基礎調査
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第Ⅳ編 パーソナルモビリティの先進的な活用事例に関する調査 130表Ⅳ-4-2 中部国際空港セントレア調査結果(その2) 分 類 質 問 回 答 警備実施者への教習・指導内容および使用者からの反応 セグウェイ:講習を受講し、インストラクターの資格を取得した者(3名)が他の警備員への波及教育を実施。 機動性に優れている。体力的に楽。人から見られる意識。先進性をアピール 空港管理者および警備実施者としてのメリット・デメリット メリット 歩行速度よりも速く移動可能となるため、緊急時には速やかに現場まで駆けつけ、犯罪の防止や救急対応などの対応が可能となる。(ただし、これまでにそうした状況が発生したことはない) 目線位置が高くなり視野が広がるという、警備に適した結果をもたらす 周りからは目立つ存在となる。結果、犯罪を抑止する効果をもたらす。 i-REALにはAEDを搭載可能であり、より迅速な救急対応が可能となる。 常駐警備員の削減にもつながる 警備会社としては、セグウェイの活用範囲は拡大の余地あり(駐車場の案内警備など)屋外はセグウェイ、室内はWingletといった適材適所の使い分けも考えられる。 デメリット 特に無し 空港利用者やマスコミからの反応 空港利用者からの苦情はない。 写真撮影の依頼などがある。 特にi-REALは、子どもなどからも興味を持ってみられていた。PTBで使用している電動カートの運用について、お客様から安全性についてクレームを受けた実績はない。走行時間やエリアを制限することで、クレームに繋がらないように配慮した上で、運行している。

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