報告書 交通イノベーション・産業イノベーションの実現化に向けての基礎調査
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第Ⅳ編 パーソナルモビリティの先進的な活用事例に関する調査 124表Ⅳ-3-4 ハウステンボス調査結果(その2) 分 類 質 問 回 答 参加者への指導について 参加者への指導内容 セグウェイの仕組みを教え、ひとりずつ乗車させ、走る、曲がる、止まるを教える。全体で15分程度。 セグウェイに乗って静止できるかどうかがポイント。 セグウェイから降りるときは、絶対に前に降りないことを指導している。転倒時の指導はしていない。 園内は路面状況が悪いところが多い。段差の衝撃は膝で吸収するよう指導。 参加中のインストラクターの役割 道案内、安全確保、安全確認。参加者のスキルに応じコース設定を臨機応変に変更する。アップダウンのあるコースや、狭い経路を通るコースは、運転に不安を感じる場合はとらない。 園内には、バス、自転車、4人のり自転車、馬車など、様々な乗り物が走っている。それらとのすれ違い時に注意を払う。管理者としての配慮等について 参加者の安全確保について 参加者が怪我することがないように気を配っている。様々な状況を判断し、インストラクターの判断でコースを変えるなどの対応を取っている。 園内では自転車が一番危険。 緊急時の対応 曲がり角など建物の死角となる場所を通る歳には特に注意している。 子どもが興味を持って近づいてくることもある。危険を感じたらとにかく止まるよう指導。 インストラクターが声を出し、ジェスチャーも加えながら、参加者と周辺の人たちに注意喚起している。 接近を知らせるための音声装置の情報はない。 体験者アンケートについて アンケートの目的 アンケートははじめの頃はしていたが、今はしていない。 同意書を書いてもらっている。 その他 その他 セグウェイを実社会で利用出来るようにするためには、自転車専用道のようなところが良いと思われる。 セグウェイの走行速度としては、6km/hは遅いだろう。物足りないと感じるのでは。 急制動は、うまくやらないと揺り戻しがくるので危険。停止距離は自転車と同程度ではないか?

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