報告書 交通イノベーション・産業イノベーションの実現化に向けての基礎調査
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第Ⅳ編 パーソナルモビリティの先進的な活用事例に関する調査 123表Ⅳ-3-4 ハウステンボス調査結果(その1) 分 類 質 問 回 答 体験試乗会について ガイドツアー開催の目的、その達成状況 ツアーの開始は2007年11月。北海道の先行事例を参考に始めた。他の先行事例は、沖縄がある。最近静岡でも始まった。長崎は空港が近いこともありよく利用されていると考えている。関東からの来訪者が多い。 当初、スタッフ利用を想定していたが、コストの問題等でスタッフ利用はしていない 狙いとしては、ハウステンボスの環境PRの一環、広い園内の移動、話題性、がある。 参加者数・参加希望者数の状況 休日は満員になるくらい申し込みがある。おおよそ30名程度。パックツアーに組み込まれている場合もある。ツアーの情報を入手して参加する場合も。半数以上は予約で参加。週末は混雑。リピーターもいる。 ツアー開始時刻は、9時(早朝ツアー:園内宿泊者のみ)、10時、11時、13~17時の8回。冬季は17時がなくなる。 各回4名の参加が標準。その場合インストラクターは1名。6名など増える場合はインストラクターを増員して対応。 参加者の年齢構成 ハウステンボスの来場者構成の影響もあるが、比較的女性が多い。 20~30代の女性がメイン。修学旅行生もある。最高年齢は89歳男性。 参加者や見学者の意見等 参加者の9割は簡単に乗ることができる。「どうしてもダメ」な人は極少数であるがいる。 乗りこなす人とそうでない人は、性年齢にかかわらない。 はじめは恐怖感が大きくても、乗っているうちに楽しさに変わるようである。 女性は遊園地のアトラクション感覚で乗っている感じ。男性は、女性が先に乗りこなすと、意識してかうまく乗りこなせない場合が多い。 参加者からは、動力は何か、充電時間はどれくらいか、他で乗れる場所はないか、という質問がある。また、コンビニに行くのに利用したい、通勤に利用したい、といった実用化時の使用方法についての意見も聞かれる。 トラブルの有無、その内容、対応 転倒は少ないがある。無理な運転をすると転倒する。男性はカーブで、女性はスピードの出しすぎや直線でも脇見をして転倒する場合が多い。 転倒してもセグウェイが損傷することはない 乗りこなせない人や、無茶をしそうな人を練習がいれば、インストラクターの判断で速度制限(10km/h)を解除しない。 万が一バッテリが上がったとしても、10秒前にアラームが鳴って搭乗者に知らせる。
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