報告書 交通イノベーション・産業イノベーションの実現化に向けての基礎調査
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第Ⅳ編 パーソナルモビリティの先進的な活用事例に関する調査 120表Ⅳ-3-2 MEGA WEB調査結果 分 類 質 問 回 答 体験試乗会について 参加者数・参加希望者数の状況 お盆は抽選枠の3~4倍の申込がある。 平常時は6~7名の申込である。(多少の定員超過であれば全員乗せる) 休日は平日の2倍程度の申込がある。 参加者の年齢構成 お子さんに乗ってもらえるようにしている。 お台場の特性と考えられるが、親子やカップルでの参加が多い。 参加者や見学者の意見等 得られた意見はトヨタ自動車に報告している。 試乗やWinglet、i-REALに対して悪いという評価はない。 体験者への指導について 体験者への指導内容 体験者の指導は事前にはまったく行っておらず、乗ってもらって操作しながら教える。 恐怖感をとるように指導することを心がけている。はじめは恐る恐る操作する人が多い。 体験試乗中のインストラクターの役割 試乗中は操作方法を指導しつつ、走行方向を誘導しながら、見学者へのアピールも行う。 管理者としての配慮等について 演出等見せ方への配慮 デモンストレーションで、開発の狙い、何ができるのかを伝える。 試乗中に試乗者やインストラクターが何をしているのかを、あえてマイクを通して見学者にアピールしている。 見学者の安全確保 頑丈な柵を設けて安全を確保している。 特にi-REALは速度も出るし重量もあるので、PCで遠隔操作して非常停止させることができる。 緊急時の対応 緊急時の対応マニュアルは整備済みである。 事故は発生したがないが、起きた場合は危険を排除して消防や警察に緊急連絡する。 体験者アンケートについて アンケートの目的 アンケートの目的は商品開発に役立てることにある。 その他 その他 イベントの狙いはPR(認知拡大):企業姿勢(環境や楽しいことに取組んでいる)ことをアピール、および、情報収集である。 イベント時にもっとも危険なのは、体験者でも見学者でもなくインストラクターであり、安全に乗車していただくためのインストレーションの研究が求められる。

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