報告書 交通イノベーション・産業イノベーションの実現化に向けての基礎調査
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第Ⅱ編 パーソナルモビリティに関する情報発信に向けたパネルの作成 5第1章 パネルの概要 1-1 パネル作成の目的 PMVは、登場して間もないために市民への周知が十分に進んでいない状況にある。そうしたPMVに対する情報が不足している状況では、市民の受容性や想定される問題・課題等を適切に把握することは困難である。PMVを社会に導入するにあたっては、まずはPMVがどのようなものなのかを市民に周知し、その上で、受容性や想定される問題や課題を把握する必要がある。 そこで、PMVについての情報発信を行うためのツールとして、PMVを紹介するパネルを作成する。ここで作成するPMV紹介パネルは、豊田市ITS情報センターが開催したPMVの試乗イベントでの展示、および、第3章で実施する市民の意識調査でも活用するとともに、イベント等が終了した後は、豊田市ITS情報センターにおいて常設展示して活用するものとして作成する。 1-2 パネルの構成 ここで作成するパネルは、PMVのことを全く知らない方にとってもわかりやすいものとするため、PMVの紹介から、社会への導入に向けた課題までを、イラストを交えてわかりやすくまとめたものとする。パネルに掲載する内容は、平成21年度の研究成果1)2)を中心に整理したものとする。 具体的には、以下のような構成とする。 表Ⅱ-1-1 パネルの構成 項目 内容 使用枚数 PMVとは何か? ・一人乗りの移動手段の中でも、新世代のものであることを説明 1枚 なぜPMVに着目するのか? ・交通を取り巻く課題に対して、PMVはそれらを解決する可能性が有していることを説明 1枚 PMVはどのような利用ができるものか? ・PMVの利用イメージについて、イラストを交えて紹介 1枚 具体的なPMVの紹介 ・PMVの例として、立ち乗り型、座乗型、および、現在でも公道で利用できるものを紹介 3枚 PMVの社会への導入に向けて ・PMVの社会への導入に向けた課題とその方向性について説明 1枚 なお、パネルのサイズは、豊田市ITS情報センターにおける既存のパネルのサイズと統一し、A1判のサイズとする。
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