報告書 サービス享受度からみた住民の地域公共交通の評価構造に関する研究~個人の背景との比較を通じて~
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54.豊田市の公共交通に対する住民評価 (1)調査の概要 豊田市では、平成21年11月に最近の住民意識調査である「豊田市市民意識調査」が実施された。調査概要を表1に、対象地区となっている中学校区の位置を図3に示す。この住民意識調査では、調査項目として、①住みよさ、②生活全般、③公共交通の利用、④中心市街地の訪問頻度、⑤環境問題、⑥豊田市の各施策の印象、⑦回答者の属性について聞いている。この中で、公共交通の評価に関わる調査項目が含まれるのは③および⑥である。 表1 調査概要10)より作成 調査目的:市政運営にあたっての基礎資料づくり、第7次豊田市総合計画の個別施策における成果指標の現状値を把握 調査対象:平成21年9月末時点における豊田市内在住3ヶ月以上の満20歳以上の方6,404名 抽出方法:豊田市住民基本台帳を基に6,000名を無作為抽出、その後市内26の中学校区単位でみた抽出数が140人に満たない地区のみ追加で抽出(404名) 調査方法:郵送配布・回収 有効回答:4,246名(回収率66.3%) 図3 豊田市の中学校区

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