平成30年度 受託研究業務一覧分野受託研究・業務暮らしを支える交通都市空間を創出する交通交通の安全・安心1.鞍ケ池地域タクシー実証実験の評価と新地域での 実証実験計画策定業務委託2.北設楽郡地域公共交通網形成計画改定支援業務委託3.歩行者保護啓発の検討4.刈谷市バス路線網再編支援業務委託5.地域公共交通確保維持改善事業における乗合 バス生産性向上策の評価・検証に関する調査6.若林東町上り戸交差点改良方針検討業務委託7.交通需要マネジメント関連施策業務8.道路ネットワークを賢く使う愛知モデルの検討9.立ち乗り型パーソナルモビリティ実証実験評価等業務委託10.新たな路面公共交通導入検討支援業務11.高橋関連渋滞緩和対策業務委託12.交差点方向別交通状況調査業務委託13.シャトルバス運行計画検証業務委託14.パーソナルモビリティ市内イベント時活用実証実験業務委託15.豊田市交通事故データ調査委託16.「とよたの交通事故」作成委託17.豊田市通学路交通安全プログラム対策箇所データ整備業務18.歩行者安全対策必要路線図にかかる説明資料作成19.愛知県「三位一体」対策の提言の実現に向けた取組支援20.新たな信号システムの開発に向けた支援業務21.高齢者の交通安全対策グランドデザイン策定に 向けた調査研究事業22.「交通事故削減及び交通円滑化に向けた信号 サイクル長の最適化」の業務委託23.歩行者安全対策検討補足資料作成業務24.歩行者安全対策検討補足資料作成業務(その2)25.自律分散型信号システム研究開発とりまとめ等支援業務演 題記念講演概要報告報告①報告②報告③「ミライのフツーを目指した交通まちづくり~持続可能な交通社会の構築に向けて~」「研究所活動概要」「多様なデータからみた豊田市都心の現状」「後付け型先進運転支援システムが高齢者の運転行動に与える影響」「高齢者の交通安全対策ヅランドデザイン策定に向けた調査研究事業」中垣 秋紀(豊田市都市整備部交通政策課課長)安藤 良輔(豊田都市交通研究所研究部部長)発 表:西堀 泰英(豊田都市交通研究所主席研究員)コメンテーター:板谷 和也(流通経済大学教授)発 表:楊 甲(豊田都市交通研究所主任研究員)コメンテーター:野田 宏治(豊田工業高等専門学校嘱託教授)発 表:三村 泰広(豊田都市交通研究所主席研究員)コメンテーター:嶋田 喜昭(大同大学教授)講演者/発表者(敬称略)写真1/会場風景写真2/特別講演(中垣課長)68号●発行/(公財)豊田都市交通研究所 ●発行人/専務理事 今枝 真一●発行年月日/2019年8月15日 ●編集/松本 宏克●お問合せ/〒471-0024 愛知県豊田市元城町3-17元城庁舎西棟4F TEL.0565-31-8551 FAX.0565-31-9888 URL https://www.ttri.or.jp/ E-mail machi@ttri.or.jpEST交通環境大賞 奨励賞受賞研究部主任研究員 石井 真研究所活動報告 豊田都市交通研究所の昨年度の研究成果を一般の方に向けて発表する「研究成果報告会」が7月3日(水)に豊田産業文化センターで開催されました。 本年は、研究者・学生・企業関係者・行政関係者・一般市民など様々な方にお集まりいただき、95名の方々が聴講されました。 特別講演は、豊田市都市整備部交通政策課の中垣 秋紀課長より、「ミライのフツーを目指した交通まちづくり~持続可能な交通社会の構築に向けて~」というテーマで、お話をいただきました。 また、研究員の研究成果発表は、交通の安全・安心や都市空間を創出する交通の話題でしたが、研究所の活動内容をより深く理解いただけたようです。研究員の各発表の後、コメンテーターの方々から様々なご意見をいただき、この場をお借りしてお礼を申し上げます。 参加された皆様からは、アンケートを通じて、具体的なご意見、発表内容に関するご評価、研究内容の具体的な成果実現に対する行政へのご要望、などをお聞きすることができ、市民の方の交通への関心の高さを再確認しました。 なお、研究所では、こうした自主研究のほか、受託研究も行っておりますので、併せて紹介させていただきます。 当研究所が事務局を務めている「豊田エコ交通をすすめる会」(以下、すすめる会)がEST(Environmentally SustainableTransport)交通環境大賞の「奨励賞」を受賞しました。すすめる会は豊田市に事業所を持つ民間企業、公共団体等で構成し、産官学の共働により環境にやさしい交通を推進し、道路混雑を緩和することなどを目的として設立された組織で、現在30事業所が参加しています。 この度、過去20年以上の間、豊田市でTDM※1を中心とする交通環境対策に継続的に取り組み、通勤目的の自動車分担率が2001年の79%から2011年の71%へ8ポイント減少するなど、環境にやさしい交通の推進に寄与したことが評価され、「奨励賞」が授与されました。 豊田市の通退勤時の渋滞は緩和傾向ではあるものの、依然として存在します。すすめる会では引き続き、渋滞や環境、個人の健康等の問題に配慮して、過度に自動車に頼る状態から公共交通や自転車などを『かしこく』使う方向へと自発的に転換することを促すコミュニケーションにより、豊田市の道路混雑の更なる緩和などに向けて活動を推進していきます。※1Transportation Demand Manage-ment:自動車の効率的利用や公共交通への利用転換など、交通行動の変更を促して、道路交通混雑を緩和していく取組み企画管理部 松本 宏克豊田都市交通研究所 研究成果報告会を開催
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