0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%図2/全加盟駐車場の時間帯別稼働率(休日)※各四分位は全体の25%を構成する図1/歩行者通行量の推移(左:自動計測装置の設置箇所、右:2008年を100とした推移)48%33%5%14%3%25%17%8%180%20%D1D2D3D4D5D6図3/利用駐車場と認証施設の組合せ別の構成比(左は平日、右は休日-平日※特に利用が多い図中に黒丸で示した認証施設4施設に着目)(%)OD(%)_があります。混雑時には、駐車場入り口を先頭にした車列が道路上にまで及び、車の通行を阻害する場合もあります。都心の駐車場の容量が足りていないのでしょうか。 これを確認するため、2017年4月から2018年3月までの1年間の駐車場利用実態を用いて、都心全体(全加盟駐車場)の駐車場の時間帯別稼働率(利用台数÷収容台数)を計算しました。結果は、休日の最大値は76%(平日は62%)でした【図2】。都心全体でみると、駐車場の容量には余裕があると言えます。 さらに、利用駐車場と無料サービスを受けるための認証施設の関係を把握するため、利用駐車場と認証施設の組合せ別の構成比を分析すると(2018年8月~10月の実績)、特定の駐車場と特定の施設に利用が集中していることや、認証施設の最寄りの駐車場が利用されている傾向があることがわかります【図3】。 一方、平日と比べて休日は、特に利用が集中する認証施設で、最寄りの駐車場のみならず少し離れている駐車場も利用される傾向が認められます。これは混雑や満車の駐車場を避けて他の駐車場を利用したためと推察されます。都心には比較的空いている駐車場や、再整備により快適性が向上した駐車場があります。こうした駐車場への利用の分散化を図ることも重要です。 歩行者通行量や駐車場の利用実態か意識調査結果
元のページ ../index.html#3