第65回まちべんを開催しました!
●日時:平成28年12月16日(金)18:00〜19:00
場所:豊田市役所元城庁舎西棟3階会議室
テーマ:「ドライバーの運転特性を知ろう-交通心理学の立場から-」
話題提供者:向井希宏氏(中京大学心理学部 教授)
参加者:21名
最初に、司会役の豊田都市交通研究所の福本主任研究員が本日のテーマについて説明しました。
続いて、中京大学心理学部の向井教授より、これまで取り組まれてきた動作・行動に注目した研究や、交通心理学的側面からみた高齢者交通の特徴と交通安全についての報告がありました。
2000年に実施された高齢ドライバーの運転行動特性の結果や作業行動の研究結果から高齢者の行動特性として3つが紹介されました。その特性は、@既存の経験に頼って新しいことを覚えようとしない(習慣的行動)、A運動機能の低下(固定的行動)、Bゆったりとした行動をする(低速行動)であり、『理解を容易にする』『タイムアウト方式はよくない』『記憶力の低下を補える方法』といった対策が紹介されました。
ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!