26回まちべんを開催しました!

26回まちべんを開催しました。会場には20名の参加がありました。

●日時:平成25624日(月)18001900

場所:豊田商工会議所206会議室

テーマ:「立哨活動による速度抑制効果」

話題提供者:三村泰広(豊田都市交通研究所研究部主任研究員)

参加者:15

 

最初に、司会役の豊田都市交通研究所安藤良輔研究部長が本日のテーマについて説明しました。つづいて、豊田都市交通研究所三村泰広主任研究員より、一昨年に実施した立哨活動の一環としてスピードガンを用いた速度の計測とその提示活動の効果と課題について運転挙動、運転者意識、住民意識、関係機関の意識という視点から把握した結果について紹介がありました。

議論の場ではこういった役割を市民が担うべきか否かといった意見が多くみられました。例えば「おそらく制服を着て人が立っているだけでも効果があるかもしれない。スピードガンを構えることまでを市民が行うのはやや行き過ぎのような気もする」といった意見や「トラブル回避においてはそのことを実施しているという地域の同意が出来上がることが重要なのではないかと思う」という意見、「速度を落とすということが受けいれられる場所として生活道路というのはありうる」といった意見が出されました。また、「速度提示においてはその意味を理解してもらうことが重要で、規制速度が明示されているところで行うのが望ましいのではないだろうか」といった意見もありました。

さらに終了後のアンケート調査からは「有意義な会議だった」といった意見や「幹線道路網の状況を考慮した情報提供のあり方も検討すべき」といった意見も頂きました。

みなさまから頂いた多くの意見を踏まえて今後ともよりよい勉強会の場にしていきたいと思います。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!

 

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