25回まちべんを開催しました!

25回まちべんを開催しました。会場には20名の参加がありました。

●日時:平成25520日(月)18001900

場所:ITS情報センター(みちナビとよた)会議室

テーマ:「立ち乗り型パーソナルモビリティの受容性について」

話題提供者:安藤良輔(豊田都市交通研究所研究部長)

参加者:20

最初に、司会役の豊田都市交通研究所加藤秀樹主任研究員が本日のテーマについて説明しました。つづいて、豊田都市交通研究所安藤良輔研究部長より、201010月に行われた豊田スタジアムなどで行われた立ち乗り型パーソナルモビリティの試乗体験に訪れた方を対象に操作性、態度評価などを伺った意識調査の結果から、その受容性について解説をしました。

議論の場では最高速度や雨天時の耐性、段差がある空間での対応など、用いられたパーソナルモビリティの特徴に関する意見が多くみられました。また「今回の対象としている立ち乗り型パーソナルモビリティは、その他のパーソナルモビリティやさらに言えば他の交通機関との住み分けをどのようにすべきかを考える必要がある」という意見や、「わが国での普及に向けたイメージを明示してもらえると、本成果がより理解しやすい」といった意見が出されました。また、「年齢による差がでていないところに興味がある。年齢による差が予想されるシニアカーなどと比べた場合、年齢差がないというのは新たな層に対する普及という視点で見た場合に期待されるところが大きいのではないか」といった意見もありました。

さらに終了後のアンケート調査からは「歩行者や自転車など、他のモビリティとの共存性といった視点からさらなる研究の深化を期待したい」といった意見や「活発な議論がありよかった」といった意見も頂きました。

みなさまから頂いた多くの意見を踏まえて今後ともよりよい勉強会の場にしていきたいと思います。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!

 

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