第10回:エコドライブの理論と実践

第10回まちべんを開催しました!

 

会場には市民のみなさま、事務局も含めて18名の参加がありました。

 


 日時:平成23年12月2日(金)18001900

 場所:ITS情報センター(みちナビとよた)会議室

 テーマ:「エコドライブの理論と実践

 話題提供者:加藤秀樹(豊田都市交通研究所 主任研究員)

 参加者:18

 話題提供資料のダウンロード(pdf)


最初に、司会役の豊田都市交通研究所加知範康研究員が本日のテーマについて説明しました。

 

つづいて、豊田都市交通研究所の加藤秀樹主任研究員がエコドライブの理論について自動車工学的視点から報告した後、実車両を用いた実証実験と交通流全体のエコドライブ評価を行った結果について解説がありました。その中で、「エコドライブとしてふんわりアクセルなど様々なものが提案されているが、「最高速度規制を守る」というものが実はわかりやすくて効果がある」といった意見が述べられました。

 

議論の場では「豊田市内の道路構造と事例で紹介された地域の道路構造はかなり違うことが想定されるのでそのあたりを注意して結果をみないといけない」という意見や、「豊田市におけるエコドライブとはどのようなものとなるのか」といった意見が出されました。また、「CO2削減に向けては、技術対応が自動車メーカー側の努力で対応が進んでいる。エコドライブとは運転者側からの努力であり効果的な普及方法の確立が期待される」といった関係主体それぞれが努力し合うことのしくみづくりの重要性を指摘する意見や、「信号制御との関係性も考慮していく必要がある」といった意見なども挙がりました。

今後ともよりよい勉強会の場にしていきたいと思います。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!