交通まちづくりとともに
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2章  挑戦期 1995-2003( 平成7年 〜15年 )67こうした地域に密着した実践的な研究をより多く行うことで、研究所は実績を築くとともに、その成果を評価されることになった。受託事業の増加 ほかにも、官民幅広くプロジェクトを受託した結果、平成7年度(1995)、8年度(1996)は受託事業が飛躍的に増加。2年間だけでも計18件の事業を受託している。受託事業の中には豊田市以外のプロジェクトも含まれ、三好町(現・みよし市)からは、後にコミュニティバスとなる福祉交通システムの計画・調査事業を受託した。 豊田都市交通研究所の挑戦期とも言えるこのころは、バブル崩壊を経験しながらも研究所の運営が安定しはじめたとともに、研究所としての方向性や研究スタイルの基盤が確立された時代とも言えよう。●豊田市総合交通体系調査平成7年度(1995)受託事業

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