2等の時代をもたらし、最終的にはモビリティ社会全体のDX化に向けて、想像を遥かに超える速さで進んでいきます。また、これまでの人口減少、少子高齢化による社会変容だけでなく、新型コロナウィルスの感染拡大が新たな生活様式をもたらし、これまでにない「都市交通」に関する課題に直面することとなりました。これらの複雑な課題に対して、「人」と「交通」を切り離して考えるのではなく、一体として捉え、そのうえで「人」が主役として豊かな生活を享受できる「モビリティ社会の実現」が求められます。それを念頭に置きながら、引き続き当研究所が「暮らしを支える交通」「都市空間を創出する交通」の方向性及び重点課題である「交通の安全・安心」を踏まえた実践的な研究を積み重ね、我々が掲げる『サステイナブルなモビリティ社会の実現』に貢献できるよう邁進していきます。 今後とも益々のご支援とご鞭撻を頂きますようお願い申し上げます。公益財団法人 豊田都市交通研究所理事長 太田稔彦
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