交通まちづくりとともに
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1183章  自立期 2004-2012( 平成16年 〜24年 )1.世界で最も進んだ環境負荷低減モデルとなる都心を実現する。 2.豊かな水、緑、生態系が調和し、市民に愛される環境を実現する。 3.市民が健康であり続け、安心して暮らせる生活環境を整備する。 4.経済活力と豊かな暮らしがバランスした新しい職住共存モデルを構築する。 5.戦略的なまちづくり組織を中心に、都心に品格ある景観をつくり、にぎわいを高める。 6.都心生活を楽しみ豊かな都心文化を育む多様な教育・学習環境を整える。 7.交通新システムの導入など、公共交通が快適に利用できる先進の環境を整備する。 8.歩行者と公共交通が優先され、歩行者が安全・安心に回遊できる都心をつくる。 9.ITSを活用し、人と車の未来を見せる「かしこい交通社会」を実現する。 この答申では、都市交通ビジョンの推進の主役は「市民」だとしており、その取り組みに向けた行政のリーダーシップと仕組みづくりの重要性についても述べられ、都心部を一つのコミュニティとして戦略的にまちづくりを進めるエリアマネジメントの展開が提案された。またこのビジョン答申は、次々項で後述する公共交通基本計画にもつながり、その後の豊田市のまちづくりの推進に大きく寄与している。

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