73・2万人だった都市規模は、昭和45年(1970)には、面積289・69キロ平方メートル、人口19・8万人と、面積で6・2倍、人口で7・5倍までに拡大した。 日本の経済が高度成長を迎えた昭和30年代から40年代にかけ、目覚ましい発展とともに急激な都市変化を見せた豊田市。しかしそれは同時に交通需要の激増を意味し、交通渋滞や交通事故、交通公害に関する問題は深刻化しつつあった。こうした背景から、交通諸問題に対処するための専門機関創設が必然的に求められるようになったのである。
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