第78回まちべんを開催しました!
●日時:平成30年2月21日(水)18:00〜19:00
場所:豊田市役所元城庁舎西棟4階会議室
テーマ:「超高齢時代に向けた安全な交通環境づくりに向けて 〜先進安全技術の効果から〜」
話題提供者:三村 泰広氏(豊田都市交通研究所 主席研究員)
参加者:21名
最初に、司会の楊主任研究員が本日のテーマについて説明しました。続いて、三村主席研究員より、高齢運転者の特性の解析、高齢運転者に対するADASの事故抑制効果、ADAS性能の傾向、そして高齢者が選択する自動車の傾向についての報告がありました。
議論の場では、「運転断念後のうつ病の発生リスクは断念前の2倍となる報告結果について、うつ病患者の中で、免許返納により外出できなくなる方の割合がどのぐらい占めるか」、「ADAS機能が優れたスバル車を購入した方の中で、自分自身の荒い運転行動を補う目的ではなく、そもそも安全運転意識が高いので、車両を購入した方がいるか」、「高齢運転者は自分の運転行動を高く評価している傾向があるので、ADAS機能を装備した自動車を購入・運転することによって、その評価はさらに高くなる傾向があるか」などの質問がありました。
また、「高齢者の特徴、ADAS(スバル)が理解できた。」、「次の研究成果に期待しています。」、「わが身につまされる内容で参考になりました。」といった意見が挙がり、有意義な議論が展開されました。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!